東京都庁ビルを始めとして超高層ビルが立ち並ぶ新宿副都心。
ここには、明治・大正・昭和の67年間にわたり都民の生活用水を支えた淀橋浄水場がありました。
玉川上水の水はここで浄化され、都民の飲み水として使われていました。
しかし、昭和40年3月に淀橋浄水場が閉鎖され、その機能が東村山浄水場へ移されるとともに、
都心部へ生活用水を送り続けた玉川上水もその311年にわたる歴史に幕を下ろしたのです。