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野鳥の里「春夏秋冬」

第18話 果実好きな甘党「ムクドリ」

「ムクドリ」は、日本国内ではほぼ全域に生息する「留鳥」で、山地や農地のほか、都市部でも電線や鉄塔に連なってとまっている姿がよく見受けられます。ムクドリは、秋から冬にかけて越冬のため「ギュルギュル」、「チッチッ」などと鳴きながら集団で暖地へ移動します。


繁殖期は春から夏で、河川敷の広葉樹や人家の軒先などに巣を作り両親ともに子育てを行います。ヒナが巣立つと群れを形成するようになり、夜は一ヵ所に集まって数千から数万羽の集団ねぐらを形成します。


全長は約24㎝。白い顔にオレンジ色のくちばし、先のとがった三角のつばさと白い腰が特徴で、植物の種子や果物、幼虫などを好んで食べます。なかでも「椋(むく)」の木の実を好んで食べるため「椋鳥(むくどり)」と呼ばれるようになったと言われています。

ムクドリ

柿をついばむムクドリ


ムクドリ

餌を探すムクドリ
写真提供:(財)日本野鳥の会 岩崎 和男 様


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