どこからともなく現れるコバエは、家の中を飛び回り、不快感を与えることから不快害虫と呼ばれています。
一度発生すると駆除に時間がかかってしまうため、発生を防止するコバエ対策をご紹介します。
コバエの生態と種類
コバエは夏から秋にかけて多く見られます。発酵臭を好む性質がありますので、ゴミ箱や排水口、三角コーナー、空いたビール缶などに産卵し、発生します。コバエは一生に500個以上の卵を産み付けますので、一度発生してしまうと一気に繁殖してしまうことになります。
家庭内で発生するコバエは、大まかに4種類あります。それぞれ発生場所や好物が異なりますので、その対策には注意が必要です。
コバエの発生対策
まずはコバエが寄ってこないように、ニオイを出さないことが予防の第一歩です。三角コーナーや排水口のゴミを放置しない、ゴミ箱にはフタをする、果物はなるべく冷蔵庫に入れるなどの対策が基本になります。
また、ゴミ箱に消臭効果のある忌避剤を付けることも効果がありますのでおすすめです。ノミバエやショウジョウバエは、アロマオイルの香りが苦手ですので、いい香りにリラックスしながらコバエ発生を予防することができます。
「五月蠅い」と書いて「うるさい」と呼びますが、これは旧暦5月(現在の6月~7月)から発生するコバエが語源だと言われています。コバエの発生により、身の回りの生活がうるさくなる前に、対策をしっかりとしておきましょう。