年中使用していることが多いキッチンの換気扇は、汚れているのが分かっていても、ついつい掃除を先延ばしにしてしまっていませんか。年末の大掃除を機に、効率的な掃除方法で、換気扇に溜まった油汚れをピカピカにして、気持ちいい年末年始を過ごしましょう。
①換気扇の下を養生する
まずは、換気扇の真下の壁やガスコンロを養生します。新聞紙を使用する場合には、あらかじめガス栓を閉め、ガスコンロの点火スイッチをロックしておきましょう。
②部品を取り外す
換気扇の電源が切れていることを確認し、コンセントを抜きます。その後、プロペラファンと換気扇の枠を取り外します。プロペラファンは、中心部分を「ユルム」の方向に回し、手前に引くと取り外せます。
③部品を浸け置き洗い
取り外した部品をビニール袋に入れて、部品が浸かるように約40℃のお湯を入れます。その中にアルカリ性洗剤を1ℓあたり10㎖の濃度で入れ、30分間浸け置きします。
換気扇に付着している油汚れは、お湯で熱を加えることで汚れを緩ませることができます。また、油汚れは酸性の汚れですので、アルカリ性洗剤で中和し、汚れを取りやすくします。
④仕上げにすすぎ洗い
最後に部品を流水ですすぎ洗いをして、部品を取り付けて終了です。
年末の大掃除では、多くの場所を掃除しなければならず、忙しいと思います。換気扇は、浸け置き洗いで放置し、手間をかけず掃除してみてはいかがでしょうか。
取り外す際にはコンロに体重をかけないようにご注意ください(天板の割れや変形の原因になります)
重曹水もアルカリ性ですので、浸け置き洗いに効果的です