2025年3月19日
武陽ガス株式会社
2025年3月1日より、弊社本社ビルで使用するガスの全量を、「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)上、実質CO2排出ゼロと見なすことができる都市ガスに切り替えました。
弊社では、2021年9月1日より、本社含む弊社のすべての事業所において、カーボンオフセット都市ガス(地球環境貢献型)(※1)を使用しておりました。2024年の温対法の制度見直しにより、都市ガスも「メニュー別排出係数」を設定することが可能となったことを受け、本社使用分をカーボンオフセット都市ガス(排出係数調整型)(※2)に切り替えました。本社以外の事業所につきましては、引き続きカーボンオフセット都市ガス(地球環境貢献型)の使用を継続いたします。
なお本社ビルでは、非化石証書活用による実質CO2排出ゼロの電気を使用しており、今回の切替えにより、本社ビル内で使用するエネルギーすべてが温対法上で実質CO2排出ゼロとなります。
カーボンオフセット都市ガス(排出係数調整型)については、今後お客さまへのご提案も進める予定です。地域の総合エネルギー企業として、2050年脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
<カーボンオフセット都市ガス(排出係数調整型)導入概要>
使用場所 武陽ガス株式会社 本社
予定使用量 約33,900m3/年
使用開始日 2025年3月1日
CO2削減量(予定) 約69t-CO2(※3)
※1 カーボンオフセット都市ガス(地球環境貢献型)
天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNGを活用したものです。対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。
※2 カーボンオフセット都市ガス(排出係数調整型)
燃焼によって発生するCO2をJ-クレジット等でオフセットすることで、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度における調整後排出係数がゼロとなる都市ガスです。
※3 使用予定のガス量(㎥)に温対法SHK制度における都市ガス排出係数(代替値)を掛けて算出したもので、同量のJ-クレジットを使用(無効化)します。