平成26年7月15日
武陽ガス株式会社
去る、6月12日木に開催された一般社団法人日本ガス協会第62回通常総会式典にて、弊社技術研究室及び新和産業(株)、秦野ガス(株)、小田原ガス(株)、松本ガス(株)、犬山ガス(株)、広島ガス(株)が共同開発した「鋼管及び鋳鉄管高速切断機の開発」が「技術賞」を受賞しました。この賞は「ガスに関する新しい技術を開発し、我が国のガス事業に多大な貢献をした事業者」へ授与されるもので、通算25回目の受賞となりました。
現在、導管工事に於いて既設ガス管との接続工事では必ず切断工程があり、大口径になるほど切断刃の破損や現場での噛み込みによる作動停止が発生して施工時間や安全作業、工事費増加などの支障を来しておりました。
今回開発した「鋼管及び鋳鉄管高速切断機」は刃の噛み込みが生じない機構としたため、短時間(大口径のガス管の切断も従来の1/4の作業時間で可能)での確実な切断が可能となり、作業効率の向上や人件費増加の抑制、さらに施工時間短縮によるお客さまへのガス供給停止時間の短縮も可能になりました。 これからも、より安全で快適にガスを使用して頂くため、さらなる技術開発を進めてまいります。
「技術賞」の表彰状