当社は、コスト削減及びサービスの向上を目指し、都市ガス事業者に共通する「検針業務」の効
  率化を図るため、モバイル(PDA)と携帯プリンターを活用した検針システムを開発しました。

1.当該検針システムの特長
  @携帯端末(PDA)の採用
   ・現在一般的である携帯端末(HHT)に比べ、ハードコストを低減できます。
   ・PDAは小型(ポケットサイズ)・軽量なので、作業性・携帯性にすぐれており、置き忘れや
    破損等も防止します。

   ・検針員は、大量に携帯していた検針用紙がなくなり、情報セキュリティ及び作業負荷の向上が
    見込まれます。

   ・検針時に料金計算ができ、論理チェックもかけられるため、誤検針を防止します。
   ・検針後の指針の入力作業、及び一括の料金計算がなくなり、料金計算事務作業を削減できます。
  A携帯プリンター(EAN128対応)の採用
   ・検針票と振込用紙を検針時に印刷でき、後日郵送していた振込用紙をその場で配布できるので、
    お客様サービスを向上できます。
   ・新しいバーコードの規格「EAN128」に対応しております。

  Bデータの活用について
    検針結果、ガス料金を希望のお客様にメールでお知らせを検討しております。

2.当該検針システムの効果

  @お客様情報を印字した大量の検針票を携帯する従来の検針作業に比べ、紛失等のリスクを低減し、
   個人情報保護の対策が強化されました。また、用紙がかさばる検針作業の手間も軽減されました。

  A検針票が印字されるようになったことで、読み易さが向上して記入ミスもなくなり、お客様サー
   ビスが向上致しました。

  B検針員から回収した検針票控の検針指針を、事務所でホストコンピュータへ入力する作業がなく
   なり、事務作業の効率化が促進されました。

  C検針時の間違えが、その場でわかるようになりました。
  Dガス料金ご請求金額を検針時に印字できるようになり、お客様サービスが向上致しました。
  Eハードウェアのイニシャルコストダウンと、検針業務全般の大幅なコストダウンを図りました。


      
    @コンパクトなPDAを使用した検針  A携帯プリンターから検針票を出力  Bその場でお客様宅のポストへ配布
     指針を画面で入力しプリント送信